🩺 ごはんを残す、それだけで胸がざわつく
我が家の猫さま、最近ちょっとごはんを残すようになってきたんです。
若いころのような勢いがなくなり、水をよく飲む姿も増えた気がする。
まぁ先日生死を彷徨ったやまとの20歳を筆頭に、一番下のうにゃも17歳ですからな…
ただ、若い頃はもうそれはそれはちょっとした異変ですぐにザワっとしてましたね。
「もしかして…?」
そう思った瞬間に頭をよぎるのは、“腎臓”という言葉。
猫さまを飼っている人なら、一度は心配したことがあるはず。
静かに、でも確実に進行していく病気――慢性腎臓病(CKD)。
実は、10歳を超えた猫の約40%、15歳以上になると約80%が発症するといわれています。
もはや“猫の宿命”と言われてもおかしくない病気です。
ご飯に工夫する、これはもう飼い主(しもべ)としては猫あるあるですよね。
🧬 日本で始まった「猫の腎臓病」新薬の臨床試験
そんな中、日本で嬉しいニュースが報じられました。
海外メディア Catster によると、
猫の慢性腎臓病に対する新薬の臨床試験が日本でスタートしたのです。
この新薬は、腎臓の“ろ過機能”をサポートし、
老廃物が体内にたまるのを防ぐ効果が期待されています。
これまでの治療薬よりも副作用が少なく、
猫の体への負担を減らす方向で研究が進められているそうです。
研究チームは、「延命」だけでなく「生活の質(QOL)」の改善にも注目。
“長く生きる”ではなく、“元気に生きる”を目指した開発が進んでいます。
🐈⬛ 飼い主たちの“腎臓病あるある”
猫の腎臓病は、見た目の変化が少ないからこそ厄介。
症状が出たときには、すでに病気が進行しているケースも少なくありません。
飼い主としては、日常の中のちょっとした変化にも敏感になりますよね。
- ごはんを残すようになった
- お水をよく飲む
- おしっこの量が増えた
- なんとなく元気がない
- 抱っこすると軽くなった気がする
これらは、腎臓病のサインかもしれない。
でも、それと同時に、猫と一緒に生きてきた時間の長さでもあります。
だって、腎臓病になるのは“長生きしてくれた証拠”でもあるから。
心配と感謝が入り混じる…それが飼い主あるあるです。
💊 新薬が目指すのは「延命」ではなく「尊厳ある生活」
これまでの腎臓病治療は、
点滴や食事療法などで「進行を遅らせる」ことが中心でした。
今回の新薬では、腎臓の細胞そのものにアプローチし、
炎症や組織の老化を抑える働きが期待されています。
しかも、投与方法もよりシンプルで、
「飲ませやすい」「ストレスを与えにくい」ことを重視。
腎臓病治療の新しいスタンダードになるかもしれません。
それにしても、日本での研究というのは嬉しいニュースですね。
世界中の猫と飼い主が抱える“共通の悩み”に、
日本発の希望が灯る――そんな時代が来ています。
🐾 「老い」とどう向き合うか
猫が年を重ねることは、同時に“少しずつ別れに近づくこと”でもあります。
それでも、私たちは今日もごはんを出し、水を替え、
その柔らかな毛を撫でながら「今日も元気だね」と話しかける。
老いを止めることはできなくても、
穏やかに、気持ちよく生きる時間を増やすことはできる。
今回の臨床試験が成功すれば、
“長く生きる”から“幸せに生きる”へと、
猫の医療が大きく進化するかもしれません。
🐈⬛ まとめ ― 科学が、やさしさになる時代へ
猫は、人間よりもずっと短い時間を生きます。
だからこそ、1日1日がかけがえのない宝物。
科学の進歩は、冷たいものではなく、
“猫のためのやさしさ”であってほしい。
「もう少し一緒にいたい」
「痛みのない時間を過ごしてほしい」
そんな飼い主たちの願いが、研究者たちの手によって
少しずつ形になっていく――
それって、とても希望のある未来だと思いませんか?
📝 参考・引用元:
Catster「Promising new feline kidney disease treatment enters trials in Japan」
https://www.catster.com/weekly-mews/promising-new-feline-kidney-disease-treatment-enters-trials-in-japan/
(2025年10月掲載)



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