🐾 猫あるある#08|生肉っぽいごはんには目がない!

世の中の猫さま

こんばんは。今日もご飯絡みで色々と調べている中で見つけたニュースを共有させていただきたいと思います。

「総合栄養食はプイッとするのに、生っぽいごはんには目の色を変える」――これ、猫さまと暮らす人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
うちの子たちもそうで、カリカリは気分次第で残すのに、生のパウチやトッピングを出すと一瞬で完食。飼い主としては「食べてくれるなら!」とつい与えたくなるんですけど、昔お医者さんに「おやつばっかり与えないでください!」って怒られたことがあります(笑)

でも最近の研究で、この「ローフード(生肉系フード)」には思わぬリスクが潜んでいることが明らかになったみたいです。ちなみに我が家の猫さま達は肉系を好まないので魚ばっかり食ってます。ささみすら口にしないです。みんな好みが色々で面白いですね。


📰 世の中の猫さまニュース:ローフードに潜むリスク

2025年9月、海外の研究チームが市販のローフードキャットフードを調査したところ、サルモネラ菌や大腸菌、さらには薬剤耐性菌が検出されたと報じられました。

研究者たちは、

  • 猫自身が食中毒を起こすリスク
  • 家族(特に子どもや高齢者)に菌がうつるリスク
  • 抗生物質が効かない耐性菌が人に広がるリスク

を指摘しています。
特に「常温保存できる生肉フード」で汚染率が高かったとされ、ニュースは世界中の飼い主に衝撃を与えました。


😸 猫あるあるとローフードの魅力

リスクがあると分かっていても、飼い主の心を揺さぶるのがローフード。
だって、猫の食いつきが段違いなんです。うちも魚系は食いつきが半端ない!

  • 普段はそっけないのに、生系のパウチを開けた瞬間キッチンに集合
  • お皿を置いた途端、兄弟猫で取り合い
  • 「もっとちょうだい」と目をキラキラさせておねだり

「うちの子、こんなに食べる子だったっけ?」と思うくらいの反応を見せるのは、まさに猫あるある。
飼い主としては「食べてくれるだけで嬉しい」と思ってしまいますが、そこに潜むリスクを知らないと、後で大変なことになりかねません。


⚠️ ローフードのリスクを整理すると…

  1. 食中毒の危険
     猫がサルモネラ菌や大腸菌に感染すると、下痢・嘔吐・発熱などの症状が出ることがあります。
  2. 人への感染リスク
     猫が菌を持った状態で触れ合ったり、トイレ掃除をしたりすると、飼い主や家族にうつる可能性があります。
  3. 薬剤耐性菌の広がり
     抗生物質が効かない菌を猫が保有し、人にうつってしまうと治療が難しくなるケースも懸念されています。

✅ 安全に楽しむための工夫

「じゃあもうローフードは絶対ダメ?」というと、そうとも限りません。
最新研究の警告を踏まえつつ、正しく工夫すればリスクを減らすことができます。

  • 加熱処理済み・冷凍保存タイプを選ぶ
     生肉風でも「加熱済み」や「急速冷凍」された製品の方が安心です。
  • 総合栄養食を基本に
     ローフードはあくまでトッピングや“ごほうび”。主食は総合栄養食を中心に据えましょう。
  • 衛生管理を徹底する
     与えた後は手洗い必須。食器や調理器具も丁寧に洗うことで、家族への感染リスクを減らせます。
  • 体調チェックを怠らない
     下痢や嘔吐が続くようなら、すぐに動物病院で相談を。

🐾 まとめ

生肉フードは猫にとって魅力的で、飼い主にとっても「食べてくれる!」という喜びがあります。
でも、その裏にはサルモネラや薬剤耐性菌といった見えないリスクが潜んでいることを忘れてはいけませんね。

「猫の喜ぶ顔が見たい」――その気持ちは大事にしつつも、健康と安全のために正しい知識と工夫を取り入れること。
それが、猫と飼い主が安心して暮らすための“猫あるある知恵袋”になるはずです。


📝 参考・引用元
Reuters「Raw cat food poses risks to pets, their people」
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/health-rounds-raw-cat-food-poses-risks-pets-their-people-2025-09-26/
(2025年9月26日掲載)

コメント

タイトルとURLをコピーしました